【パワースポット×御朱印⑦鹽竈(塩釜)神社|刀剣乱舞ー本丸博の思い出】

御朱印

宮城県塩竈市にある「鹽竈(しおがま)神社」は、東北鎮護の総社として古くから崇敬を集めてきた名社です。
参拝した2025年10月10日は、どこか潮の香が混じるような凜とした空気。
境内を歩き、「陸奥国」という力強い筆の御朱印をいただいた時ーー
「刀剣乱舞」の“陸奥守吉行”が頭をよぎりました!

直接的な関連はないものの、「陸奥」つながりで刀剣乱舞ファンの方々がよく訪れているようです。

この記事では、鹽竈神社の歴史やご利益、そして五行から見た「海と塩」のエネルギーをひもときながら、少し個人的な思い出も交えてご紹介します。

鹽竈神社の由緒と御祭神

鹽竈神社は、古くは「志波彦(しわひこ)神社」とともに鎮座し、東北の人々を見守ってきた古社です。
御祭神は「塩土老翁神(しおつちのおじのかみ)」。
海の潮を司る神であり、航海や漁業、商売繁盛、そして“道を開く”神としても知られています。

この「塩土老翁神」は、古事記にも登場する海の神。
海原を自在に渡り、神々の縁を取り持つ“導きの神”でもあります。
塩の神というより、流れを整え、運を開く神――そんな印象を受けますね。

五行でみる「海」と「塩」のエネルギー

五行でいう「海」はもちろん「水」の属性です。
「水」は“流れ”と“知恵”を司り、思考や感情の深層を表すエレメント。
一方、「塩」は「水」が生み出した結晶であり、形をもって浄化する“土”の要素もあわせ持ちます。

つまり、鹽竈神社=水と土の交わる場所
「心を清め、現実を整える力」を宿している神社ともいえるでしょう。

参拝後、気持ちがすっと落ち着いたり、進むべき方向が見えてきたりするのは、この五行の調和によるものかもしれません。

「陸奥の国」の御朱印と刀剣乱舞との小さな縁

御朱印をいただいたとき、朱印の中に「陸奥国」の文字。
――その瞬間、私の頭に浮かんだのは“陸奥守吉行”。

8年前、「刀剣乱舞ー本丸博ー」に行った時のことを思い出しました。

陸奥守吉行



実は8年前ー2017年5月に仙台のイービーンズで開催された「刀剣乱舞ー本丸博ー」に、当時中学校に行けなくなり、寝たきりだった我が子を連れて行った思い出があるのです。
折しも勤め先の学校が月曜代休で、平日に訪れることができたからか、ほとんど人がおらず、ゆっくり写真を撮ることができました。
金のふすまに描かれた美しいキャラクターの姿を見て、娘が笑顔を見せてくれたあの瞬間を、いまもよく覚えています。

仙台駅前の”イービーンズ”という商業ビルの7階にある【アニメイト】は、東京の店舗と違って面積が広い上に、ワンフロアで完結するという利点があります。
1つ下の階に行けば【らしんばん】でグッズを漁ることもできる。
寝たきりで足が弱っていた我が子の手をとって、月に数回訪れては歩く練習をさせていただいた「感謝の場」でもあるのです。
ただ歩くだけだとつまらないけれど、「推し」に会える場だと思うと頑張って歩けるんですよね。

この本丸博には、当時の教え子も行っていたのですが、日曜日だったこともあり、ビルの最上階イベントスペースから外までの階段には人・人・人…
「とてもゆっくり見られなかった💦」と嘆いていたので、私たちは月曜日に行くことができてラッキーでした✨

私にとっては初めての「刀剣乱舞ONLINE」の世界に触れた経験でしたが、今でも我が子と私をつなぐ大切な存在です。

さて、ここ宮城県にゆかりのある刀剣と言えば、伊達家の所蔵だった燭台切光忠、鶴丸国永、太鼓鐘貞宗、そして大倶利伽羅の四振ですね。

やはり伊達政宗と言えばのアイパッチをつけている燭台切が、東北人としては気になります。
「燭台切光忠」の由来は、伊達政宗が家臣を切った際に、勢いで燭台まで斬れた、という逸話にあります。
刀工は備前長船派の光忠で、この刀は伊達政宗から水戸徳川家に伝来しました。
現在は焼失したと思われていましたが、2015年に焼身ながら現存が確認されました。

当時、我が子とよく見ていた『刀剣乱舞ー花丸ー』の第七話で、当時の私の推しであった”へし切長谷部”と燭台切が歌いながら主のためにうどんを作るシーン。
初めて見た時は、「???」
これは一体、どういう話なんだろう…と思ったものですが、すぐに虜になって(笑)
何回も見たお気に入りの回です。
なんならDVDも買ってしまいました!
まだ我が家にありますよ♪

「慣れ合うつもりはない」が決まり文句の大倶利伽羅もクールでかっこいいですね!

燭台切光忠
鶴丸国永
太鼓鐘貞宗
大倶利伽羅

この四振すべてが現在は宮城県にありません…残念です!

まとめ―海と塩、そして記憶を清める場所

話がそれてしまい、すみません!
「鹽竈神社」は、ただの観光地ではなく、心の奥を“潮風で洗う”ような場所です。
古代の神々が通った海の道、陸奥の祈り、そして現代の参拝者の思いが交錯する――そんな不思議な清らかさを感じました。

ちなみに実際にいただける御朱印は、このように見開きで「陸奥国 一之宮」で初穂料は500円です。

鹽竈神社の近くの海辺には、【塩釜仲卸市場】があっておいしい海鮮を買ったり食べたりすることができます。
13時までの営業ですが、12時半に行ったらもうほとんどのお店が片づけを済ませていて、ほとんど買えなかったのでお早めに足を運んでください!
一つだけ、マグロの中落ちを買ったらとってもおいしかったので、ぜひお試しを🐟✨
              詳しくはこちらの写真をクリック↓

この後訪れた、ペンギン御朱印の津島神社と合わせて訪れると、海から山への“気の流れ”を体感できますよ。
もし疲れを感じている方は、ぜひこの「海の神社」で心を整えてみてくださいね。

また、noteに陰陽五行☯おみくじを載せています。
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癒庵

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